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・問題
小人が100人すんでいる村に怪獣がやってきました。
「おまえたちを全員食べてしまうぞ」
「何でもしますから、どうか食べないで下さい。」
「では条件を出そう。おまえたちを100人縦一列に並べて、一人一人別々に赤・青・黄色の帽子のどれかをでたらめにかぶせる。前の人たちの帽子は全部見えるが、自分の帽子と後ろの人たちの帽子は見えない。さて、全員が一度ずつだけ「赤」「青」または「黄色」と叫ぶ事ができる。自分の帽子と同じ色を叫んだものは食べないでおいてやろう。」
「前もって打ち合わせをしてもいいですか? 例えば二人ずつ組みになって、偶数番目の人が自分を犠牲にして、すぐ前の人の色を言って教えてあげる事にしておけば、奇数番目の人は全員自分の帽子の色が言えて助かるわけですね。」
「どんな打ち合わせをしてもかまなわい。一晩考えて、一番犠牲者が少ないよう方法を考えるとよい。」
さて、一番良い方法を考えたとして、小人たちのうちの最大何人が助かるでしょうか?
もちろん上の会話から分かるように、最少でも50人が助かるようにはできるわけです。